庭師・造園工のスタッフ【正社員・アルバイト】募集、求人

古平園では造園・庭師の能力向上、スキルアップができる

古平園では、主に個人のお客様を中心とした庭園の設計施工管理業務を行っております。現在、造園・庭師のスタッフ【正社員】を募集しております。
造園・庭師の実務経験のある方、未経験の方問わず募集しております。庭仕事に興味のある方、スキルアップを目指す方は是非ご連絡ください。未経験の方でも、庭木の剪定方法など、庭師・造園工の基本的な技術を習得できます。また、造園技能士、造園施工管理技士の資格も取得可能です。
古平園では、庭木の剪定だけでなく、庭つくりの業務も行っております。特に石工事、垣根工事を得意としており、実務経験のある方でも能力向上、スキルアップが目指せます。

募集職種
造園工庭師
作業内容
  • 個人様宅のお庭の手入れ・剪定作業【透かし・刈り込み剪定など】
  • 作庭工事【石を使った庭、竹垣工事を得意としております。】
  • 伐木作業
  • 門松制作(12月~)
作業エリア
茨城県
つくば市、土浦市、かすみがうら市、行方市、筑西市、下妻市、桜川市、石岡市、つくばみらい市、常総市、八千代町、坂東市、守谷市、牛久市、稲敷市、美浦村、竜ケ崎市、取手市周辺各地
千葉県
我孫子市/野田市
給与
11,000円~13,000円/日 (日給月給制)   ※研修期間あり
賞与 2回(夏冬)
作業時間【一日の作業の流れ】
 7:00~7:30   出社
  8:00      現場(お客様宅)着、作業開始
10:00~10:15   休憩
10:15~12:00   作業 【剪定作業及び作庭工事補助】
12:00~13:00   お昼休憩
13:00~15:00   作業 【剪定作業及び作庭工事補助】
15:00~15:15   休憩
15:15~16:30   作業 【剪定作業及び作庭工事補助】
16:30~17:00   片付け、掃除等 
  17:00      作業終了 帰社
休日・休暇
週休1~2日制(古平園では土曜日・日曜日も営業しておりますので、スタッフのご都合に合わせた働き方がで可能です。)その他、夏期休暇、年末年始休暇、等があります。
福利厚生
各種社会保険完備
雇用形態
正社員・アルバイト
応募方法
メールもしくはお電話にてご連絡ください。
 TEL :029-864-0777
 MAIL:kodairaen_sukka@mail2.accsnet.ne.jp

庭師・造園の一日の仕事【造園・庭師の魅力紹介】

網代垣の袖垣が完成|庭師は植物材料を使いこなし自然相手の仕事

庭師・造園は植物材料を使って庭の景色をつくる仕事

網代編みによる竹垣が完成しました。昔は、農家の屋敷には竹藪があり、竹材は、竹かごなどを製作するのに使われ、生活にとても身近な存在でした。近年、本物の竹を使って垣根を設置しているお庭は少なくなりました。本物の竹はすぐ傷んでしまうと思われがちですが、この網代垣においては柱が傷まない限り、10年以上長持ちします。緑から飴色へそしてゆっくりと退色していく様は、植物材料(本物の材料)を使うがゆえの経年変化を楽しむことができます。
 庭師造園の仕事は、木、石、水などの自然材料を使って庭をつくります。


本物の竹を使って緻密に編まれた網代垣(沼津垣)/庭師・造園の仕事

本物の竹を使って緻密に編まれた網代垣(沼津垣)/庭師・造園の仕事

古平園では、一緒に庭づくりや庭木の剪定をしていただけるスタッフ募集しております。
詳しくは、スタッフ募集・採用情報まで

2023年04月10日

茨城県歴史館にて軽トラに坪庭を制作【水戸市いちょう祭り】

茨城県水戸市にある茨城県歴史館にて2021年11月6日~14日まで開催されている「いちょう祭り」にて軽トラに坪庭をつくり出展いたしました。古平園では、じゃかごを制作して地元つくばで採れるオンジャク(石の名称)と組み合わせました。

軽トラの荷台に坪庭を制作【茨城県水戸市いちょう祭り】

軽トラの荷台に坪庭を制作【茨城県水戸市いちょう祭り】

蛇篭を制作【茨城県水戸市いちょう祭り】

蛇篭を制作【茨城県水戸市いちょう祭り】

2021年11月13日

いちょう祭りにて軽トラガーデンを開催 茨城県立歴史館・水戸市

県内の庭師10名が軽トラガーデンを展示し庭の魅力を発信

茨城県水戸市にある茨城県立歴史博物館にて、2020年11月7日~15日まで「いちょう祭り」が開催されました。軽トラガーデンは11月7日、8日に展示され茨城県造園技能士会より選ばれた会員10名が出展し、庭の魅力を訪れた方に伝えました。古平園では昨年に続き「稲わら」を使ってのミニガーデンを作製しました。

おだかけ」をイメージした垣根としめ縄を砂利止めして利用した庭/軽トラガーデン 、茨城、庭

刈り取った稲を干す「おだかけ」をイメージした垣根としめ縄を砂利止めとして利用した庭

「稲わら」を主役に坪庭をつくる

雪吊りとわらボッチで冬の景色に

稲わらを使う庭の風物詩として有名なのが「雪吊り」と「わらボッチ」。雪吊りで使われる縄は、自分の手で綯い、小手縄とよばれる細い縄としました。上部の飾りは「石たたみ」と呼ばれる飾りでシンプルに仕上げました。わらボッチは、稲わらの穂先を上にして編む「並ボッチ」【写真手前】と穂先を下にして元の茎のところで編む「逆さボッチ」の二種類をつくりました。植栽は、苔のみで木を植えずに、わらの採りたての緑と少し時間が経って黄色くわら色になったボッチなど、わらの色を楽しんでもらえるようにしました。

稲わらによる垣根で仕切りと目隠しを

仕切りと目隠しを兼ねた垣根として、稲わらを使った蓑垣(みのがき)風の垣根をつくりました。今では見られなくなりましたが、稲を刈り取った後に竹の骨組みに稲を干す作業を「おだかけ」と呼び、その様子をイメージして垣根をつくりました。垣根に高低差をつけて単調な感じとならないようにしました。

砂利と苔の部分を仕切る砂利止めとしてしめ縄を利用

しめ縄は、神社などでよく見られるワラを太く綯った縄です。2m程のしめ縄をつくり砂利と苔の部分を分ける砂利止めとしました。冬の景色と苔の養生として、庭に松葉が敷かれることがあります。庭では、敷き松葉と砂利の部分とを分けるのにワラを棕櫚縄で細長く束ねたものを見切りとして使われます。

わらボッチと手綯いの縄による雪吊りを行い冬の庭とした/軽トラガーデン 、茨城、庭

わらボッチと手綯いの縄による雪吊り|周囲の景観と調和させるのも軽トラガーデンの魅力

使用材料

  • わらボッチ、逆さボッチ
  • しめ縄(砂利止めとして使用)
  • 手綯いの縄による雪吊り
  • 稲の二番穂(刈り取ってからでる稲穂)による垣根(蓑垣)
  • 網竹(網代編)による見切り・土留め
  • 地苔
  • さび砂利
  • 筑波産オンジャクによる石組

古平園がつくる軽トラガーデン・ミニガーデン

稲わらを主役に坪庭をつくる【軽トラガーデン 2020年】水戸市
稲ワラを使って軽トラックに坪庭をつくる【軽トラガーデン2020年】/坪庭稲わらを使う庭の風物詩として有名なのが「雪吊り」と「わらボッチ」。雪吊りで使われる縄は、自分の手で綯い、小手縄とよばれる細い縄としました。石を少なくして、あっさりと仕上げました。
秋の田園風景を坪庭に【軽トラガーデン 2019年】水戸市
秋の田園風景を坪庭に【軽トラガーデン2019年】/坪庭つくば市で採れるオンジャクで石積みをして、刈り取られた稲株を植えました。垣根は、刈り取った稲を干す「おだかけ」をイメージして、田に生えた2番穂を使って垣根としました。
じゃかごと枯れ木でつくる軽トラガーデン 2018年 水戸市
じゃかごと枯れ木でつくる坪庭【軽トラガーデン2018年】/坪庭オンジャク(つくば市で産出する石の名前、現在は採れない)の小判石と「じゃかご」で野に流れる川辺を再現し坪庭としました。枯れ木は、杉をさらしたものです。
石仏と松の雪吊りでつくる軽トラガーデン 2017年 笠間市
石仏と松の雪吊りでつくる坪庭【軽トラガーデン2017年】/坪庭クロマツの盆栽に金の糸で雪吊りをし、色を染めた砂利で水面に映る月を表現し、冬支度の整った庭の一角を再現しました。枠は、着色した砂による版築です。

 

 

2020年11月10日

茨城県技能祭「軽トラガーデン2019」|茨城県技能士会

つくば市で採れるオンジャクで石積みをして、刈り取られた稲株を植えました。垣根は、刈り取った稲を干す「おだかけ」をイメージして、田に生えた2番穂を使って垣根としました。秋の田園風景をイメージして坪庭をつくりました。

 

 

2020年03月29日

サクラソウ花壇の袖垣作成


四阿の袖に取り付けられる割竹による竹垣

サクラソウ花壇の展示|内の棚にサクラソウが飾られる

サクラソウ花壇

大工一式工事  株式会社 ほまれ|茨城県つくば市
建具一式工事   富田建具店  |茨城県つくば市

2019年04月30日

軽トラガーデンで使う「じゃかご」制作

10月13日、14日に茨城県水戸市で開催されます第38回技能祭。造園技能士会では、会員による軽トラガーデンを企画展示します。
古平園では、じゃかごを使った庭を計画しました。軽トラックの荷台の寸法にあわせてじゃかごを編むため4mの長さの竹を割って、編みやすいように薄く剥いでつくりました。写真の下は最初につくったじゃかご。竹ひごの厚さが、不均等のためじゃかごにゆがみが出てしまいました。2本目は比較的きれいに仕上がりました。

じゃかごをつくる/軽トラガーデン

軽トラガーデンで使用する「じゃかご」

技能祭2018で展示された軽トラガーデン作品はこちら

2018年10月12日

十五夜に使うわら鉄砲づくり

まだ暑い日が続きますが、稲の刈り取りがほとんど終わりキンモクセイの香りに秋の気配を感じます。9月24日は「十五夜」です。十五夜とは、陰暦8月15日の夜の事だそうです。ススキを飾り、月見団子・芋などを盛って、月を祭ります。また、「ぽんぽんつき」と呼ばれる行事があり、子供たちが、各家の庭先で「大麦小麦、三角畑の蕎麦あたり、豊年だ万作だ、おまけにもう一つ、三角畑の蕎麦あたり、商売繁盛!」と歌いわら鉄砲をもって庭をたたく風習があります。このような行事をしている地区はだいぶ少なくなってきました。子供が「わら」という素材に触れるいい機会ですので、このような習わしは守っていきたいものです。

十五夜で使うわら鉄砲

わら鉄砲

2018年09月30日