十五夜に使うわら鉄砲づくり

まだ暑い日が続きますが、稲の刈り取りがほとんど終わりキンモクセイの香りに秋の気配を感じます。9月24日は「十五夜」です。十五夜とは、陰暦8月15日の夜の事だそうです。ススキを飾り、月見団子・芋などを盛って、月を祭ります。また、「ぽんぽんつき」と呼ばれる行事があり、子供たちが、各家の庭先で「大麦小麦、三角畑の蕎麦あたり、豊年だ万作だ、おまけにもう一つ、三角畑の蕎麦あたり、商売繁盛!」と歌いわら鉄砲をもって庭をたたく風習があります。このような行事をしている地区はだいぶ少なくなってきました。子供が「わら」という素材に触れるいい機会ですので、このような習わしは守っていきたいものです。

十五夜で使うわら鉄砲

わら鉄砲

2018年09月30日